iPad Proで勉強する話

仕事柄色々と勉強しておかねば。というのと通勤時間なんかせな。というのとがあって通勤電車でながいこと本を読んでいます。おもに技術書とか。

 

自分的には技術書とかを読むのにメモは必須なのです。

+メモ帳とか、本+iPhoneとか色々試したのだけど、どうもしっくりこない。

メモする時に本を1回とじないといけない、とか。

 

で、昨年思いきって買っちゃいました。iPad Pro

最高の勉強環境です。

 

ノートアプリとしては、GoodNotesと言うのを使っています。ノートアプリはこれしか使ったことがないですが、とても使いやすいと思います。

 

一方、本を読むのに電子書籍リーダーを使っています。

使っているのは

  • 「ブック」アプリ
  • Kinoppy
  • Kindle

Kindleは、勉強用ではあまりまだ使っていないです。

Kinoppyは紀ノ国屋さんのアプリです。本の購入時のポイントが高めなのが魅力です。50%ポイントがつく場合もありました。ただアプリがけっこう落ちます。30分で12回。まぁ我慢できないほどではないですが。

「ブック」アプリは、書き込みができて良い感じですがほしい本がなかったりします。

Kindleの雰囲気もみながらしばらくは併用かなあと思います。

とりあえずこの環境は、最高です❗️

「物理学はいかに創られたか」

https://www.amazon.co.jp/物理学はいかに創られたか(上)-岩波新書-アインシュタイン/dp/4004000149


この本を読みながら思うのは、物理学は現実の写し絵なんだな、ということ。

立体をどっかの方向から映してるようなものだから全く違う面にみえたりする。

 

写す方向を決めるのは考えた人たちの考え方、哲学で。

これを〇〇学みたいに呼ぶのよな。

静電気学、熱力学、みたいな。

 

各方向からの見え方を柱としてほかの理論と整合させながらより広い範囲をカバーする写し方を考えて。

 

背後の連なりの可能性をかんがえながら思考を紡ぐ。それがただただワクワクするし、すごいなー、て思う。

恐竜の卵展 に行ってきた

http://dinoeggs.jp

 

恐竜という単語に魅せられて行ってきました。

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でかいー❗️

はじめてみましたが迫力が違います。

 

草食(雑食?)と肉食って顔の骨が全然違うんですねぇ。

 

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この子は草食(雑食?)。

鳥みたい。

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この子は肉食っぽい。

 

恐竜の名前すらわかってないので図鑑を借りて子供と勉強です〜。

楽しかった〜。

 

 

 

 

 

「プログラマの数学」を読みました

https://www.amazon.co.jp/プログラマの数学-結城-/dp/4797329734

 

で、勉強したことを書いて行こうと思います。

 

網羅的に書くことはできないので、ひとまず、「第7章 指数的な爆発」について書いてあったことを自分なりにまとめながら書いて見ます。

 

まず、表題の「指数的な爆発」とは、指数関数が爆発的な増加をする、という性質を表したものです。

 

爆発的な増加、とは、f(x)がxの関数であるとき、xが少し増えるだけで、f(x)が爆発的に増える、ということです。

 

少しとか、爆発的に、とか、すでに厳密でない定義が頻出していますが、少し、というのはf(x) = xのようなもの、で、爆発的に増えると噂の指数関数はf(x) = 2^x(2x乗)のようなものです。

x = 1の時の両者の値と、x10の時の両者の値は圧倒的に差があります。

(グラフだとわかりやすいんですが、他の参考サイトを見つけることができませんでした。。)

 

指数的な爆発をする状況というのは、プログラマ的には避けるべき状況です。

計算量という指標でも、指数オーダのアルゴリズムというのは、時間がかかるアルゴリズムである、という前提があるため、特別な理由がなければ、使用は推奨されません。

 

しかし、指数的な爆発を計算が収束する速度として生かす方法もあります。

例えばバイナリサーチです。

1ステップ進むごとに対象項目を1/2にすることができます。

1024個あるものから目的のものを見つけるのに、順番に見ると1024回判定を繰り返すのに対し、1024 => 512 => 256 => 128 => 64 => 32 => 16 => 8 => 4 => 2 => 1と、わずか10ステップで絞り込むことができます。

 

少し視点をずらして、爆発的であるがために、非常に観察しづらい指数的な増加を観察する方法を考えます。

そこで持ち込まれるのが、対数という概念です。

例えば、ある数字A10B乗、という表現をした場合に、Bという数字を大きさとして評価する考え方です。

これですと、例えば、105乗は、5と表現されます。

100000と連ねるよりもずっと小さな世界で、指数の変化を観察できます。便宜上Bという数値を表すのにB = log10(A)という書き方をします。

 

爆発的で人間の目には捉えることができない指数的爆発も一度対数の世界に持ち込むことで、理解がしやすくなります。

対数の世界で観察、計算したことを、元の指数の世界に戻すことで、新たな知見を得ることもできるようになります。

 

以上の通り、この章では、指数的爆発とは、から始まり、指数的爆発の利用、指数的爆発の観察方法を説明されていました。

 

ということで今回はおしまいです。

次回はあるかな~。

 

 

余談。

学生時代に初めて対数を習った時、なんじゃこりゃ?急に出てきたこの概念何?と思いましたが、この本では具体的に使用例や、便利なところを真っ先に表示してくれます。これは本当にすごく大事なことだと思いました。

(学生時代の私が単に先生の話を聞いてなかっただけ、という可能性はある気がしますが。。)

 

勉強するって、成長するって、何かな、って話。

数学ガール」の感想を書こうと思ったら、自分の半生を振り返るような内容に。

まぁライフログだし、誰が読むわけでもないし、ということで、そのままにしておきます。

 

勉強の苦手感

高校でちょっとした進学校?に入学した。

周りがよくできるので、どんどん置いていかれる気がしていた。

友達に勉強を教えてもらって、その場ではわかるけど、ちょっと応用になると分からなかったり、試験が終わると知識が抜け落ちていってた。

全てがそんな感じだったから、なんというか、勉強したことも、すぐに掃いて捨てられていくような空虚な感じがあった。

当然周りに比べて文字どおり勉強不足、なことは否めなかったけれど、その日暮らしで知識を捨てていくような感覚になんとなく違和感があった。

大学

進学校からこぼれ落ちて、大学で出直そうとおもった。

学問の断片はつかめた。生来のなまけぐせがなかなか抜けないながらも泥臭く何かを掴もうとしていた。

特にプログラミングは自分の中で足がかりになるものだった。

思えば結城さんの本にはこのころからちょくちょく出会っていたのだけど、通り過ぎてしまっていた。

このころは、知識のつまみ食いで食い散らかしているような時期だった。

それでも少しづつ手応えが出てきて勉強が面白くなってきた、のだけど。

 

社会人

社会人になってお金も稼げるようになって、毎日楽しいことだらけ。

気がつけば勉強なんてしなくても生きていける、と、そんな気になっていた。

 

でも。このままでいいのかな~。となんとなく思ったり。

小さな自分をその日その日誇張しながら、張り詰めながら、生きてきた。

後輩たちも入ってくると、そんな誇張やごまかしは通じなくなって。

もはやちょっと面白いだけのオッさんに成り下がった僕がいた。

 

自分は何をやりたいのか、どんな風になりたいのか。

改めて考えて、精一杯試行錯誤している中「数学ガール 秘密のノート」に出会った。

そこにはあんなに覚えては次の試験の記憶容量を開けるように使い捨ててきた数学の本当の姿があった。

プログラムを書くように一つ一つ順番に思考し、少し疑問に思えば想像力を広げてその道を切り開く。いつのまにか以前切り開いた道と繋がっていく。その連鎖の面白みに僕は夢中になった。

もうすぐ既刊分は読み終わる。読み始めたころの自分が嘘のように視界は良好。もう1周する予定だけど、より加速をつけて、より自分を広げていけたらいいな。